===== オーディオインターフェイスは入出力ともステレオ1系統 ===== これは「やられた!」と思う人が多いかも。 同時録音が4なので、オーディオインターフェイスとしての機能も4INかと思うとそうではありません。あくまでもステレオ1系統です(もちろん2モノとしても利用可能)。出力もステレオ1系統です。 4トラック同時録音がしたいなら、BR-800本体で録音して付属ソフトのBR Wave Converterでパソコンに持っていくしかありません。 ライバル機のZOOM R16に大きく劣る点ではあります。ただ、BR-800はオーディオインターフェイスとして使用中でも、本体のMTR機能やエフェクト機能が動作するので、ほかにはない使い方ができます。この点に魅力を見出す人も多いと思います。 オーディオインターフェイスとして使用しながら、BR-800本体のエフェクトを使うこともできます。 制限はあるものの、DAW使用時にCPU負荷を気にせずにエフェクトがかけられるという点でメリットがあるかも。 詳しくは、[[エフェクト/リアンプ]]を参照のこと。 ===== 音質面ではオーディオインターフェイス専用モデルがいいかも ===== ついでなので、もう1点。 BR-800のオーディオインターフェイスは、16ビット/44.1kHzまでの対応。 最近のオーディオインターフェイスは1万円台の低価格モデルでも24ビット/96kHzまでの対応だったりします。それと比較するとBR-800のスペックはかなり見劣りがするのも否めません。 しかし、エレキギターやベースがメインならさほど気にする必要もないと個人的には思います。 まあ、BR-800に関しては、「音質のスペックが低いから購入をやめる」という人はいないとは思いますけどね。\\ それ以外の部分の機能に魅力を感じる人が多いと思いますから。 確かに、スペックがよいに越したことはないんですが、それで価格が1万円アップしたら、ちょっとなあ、とは思うので。いかがでしょう? ちなみに、ローランド製品では、DUO-CAPTUREというオーディオインターフェイスが発売されています。
Roland / DUO-CAPTURE
Roland / DUO-CAPTURE
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8,000円弱で24ビット/48kHz対応、Hi-Z端子も用意されています。 その他の特徴は以下のとおり。 *2IN/2OUT、24bit/48kHz対応のシンプルなオーディオ・インターフェース *汎用性に優れた多彩なインプット/アウトプット端子を装備 *レコーディング時に便利なダイレクト・モニタリングをサポート *USBバス電源駆動に対応。持ち運びに便利なコンパクト・サイズ *最新DAWソフト SONAR X1 LEを同梱 ローランドの製品情報ページはこちら。\\ [[http://www.roland.co.jp/products/jp/DUO-CAPTURE/|DUO-CAPTURE]] マイクとギター入力が兼用(標準フォーン端子)なので、意外と使いにくいところもあるんですが、別途ライン入力はあるし、シンプルで迷うことがない点は入門者にはいいかと思います。とにかくびっくりするくらい安いですしね。 でも、音楽用とだったらもう少し上が欲しくなるかも。